生協コープのミールキット【れんこんとつくねのオイスターソース炒め】を考えてみました。
最近は、身近な食品スーパーでも、野菜のみのミールキットを作って売っています。野菜のみですから、肉・魚・調味料は、別に調達する必要があります。
例えば、1日分の野菜がとれる350g入り1人分¥298
1~2人分用の簡便野菜の例として
焼きそば用¥158
ラーメン用¥78
キャベツ炒めミックス(小)¥128
シャキシャキ野菜炒めセット¥198
焼肉野菜セット¥216
など
これに、肉や、焼肉のたれや他の調味料を別に買えば結構高くつくように思う。
また、焼き鳥セットは、2人用で竹串にネギと鶏肉を刺して、タレ1人用が2つついて¥598で売っている。この事を思うとれんこんとつくねのオイスターソース炒めセット¥648は妥当なのかな?と思う。
こういう商品を購入する時、我々は、便利さをも、商品として、購入するのである。そういう意識と割り切れる心が、あれば安いのかもしれない。
さて、本題の、【れんこんとつくねのオイスターソース炒め】を、材料全て揃えて購入したら、いったいいくらになるのか試算してみようと思う。
再現レシピは公表されていないので、もし、これに近い料理を私が作るとして、考えてみました。
まず、地元の食品スーパーで値段を見て回った。
鶏肉ムネミンチ100g ¥105 推定2人分→¥105
人参3本入り ¥168 推定2人分→¥28
れんこん水煮100g ¥138 推定2人分→¥69
玉葱4個入り ¥168 推定2人分→¥28
ピーマン小15個入り ¥150 推定2人分→¥10
オイスターソース1本 ¥332 推定2人分→¥33
卵1パック(売り出し値段)¥98 推定2人分→¥10
生姜小1袋 ¥159 推定2人分→¥50
片栗粉小1袋250g ¥128 推定2人分→¥9
玉葱(つくね用) 推定2人分→¥28
オイスターソース味のタレやつくねを作る味付けに醤油・酒・味醂・砂糖等を使っているのかな?レシピ不明につき調味料の金額不明
全て買い求めたとしたら、総合計材料費¥1414(調味料含まない)です。
推定2人分の総合計¥370です。(レシピ&料金不明の調味料含まない)
セット金額の約57%となりました。
但し、地元食品スーパーのほぼ売り出し金額と農家直地産商品の金額を使って計算しましたので、産地物の正規品を利用すれば、もう少し、高額になると思います。
この金額が、高いと感じるか、適正と感じるか、安いと感じるかは、個人差があると思います。
人手がかかっていますし、廃棄は限りなく0に近いし、ごみもでないし、無駄もない。メニューによっては、茹でるような下ごしらえが、済んでいます。
これを、仮にお料理の家事代行サービスをお願いしたとします。そして、用意した食材で、1品は、れんこんとつくねのオイスターソース炒めセットの状態にしてもらい、他は調理をしてもらったとしたら、どうでしょうか?となると、適正料金だと、思いませんか?もしかしたら安いかもしれませんね。
簡便野菜のセットにしても、同じ位の割合だろうと、私は、推測します。
少人数家族化が進んでいるので、まとめ買いは、節約できそうですが、時間経過による野菜の劣化で、廃棄する部分が多くなれば、かえって不経済ですね。無駄を防ぐには、ひと手間かけて、保存する工夫が必要になりますね。
高齢化してきて、体力が落ちてくるのを実感するようになり、一つの事に時間がかかるようになってくると、自分の時間を持とうと思うと、やはり行きつく先は、外注ですね。ミールキットは、オーダーメイドではありませんが、外注の既製品ですね。
この事は、職業婦人や、子育て世代のママさんにも、言えると思います。
又、最近私は、お一人様の時が多いので、キットもありかな?と思います。なにもなかったら、お茶漬けで済ませてしまうことがあるからです。
ただ、ミールキットは、2人用が多いので、お二人様の時によく使い、お一人様の時には、コープの冷凍弁当や、冷凍おかずセットを利用します。
理由は、コープの冷凍おかずセットは、食品スーパーのお惣菜売り場のおかずセット1人用とお値段はほぼ変わりはありません。しかし、コープのメニュー内容の方が、グレードが高いです。
私の感じるミールキットのメリット
生ごみが出ない
使い切りサイズである
普段自分では作らないメニューが簡単に出来上がるので、レパートリーが増える。
わたしの感じるミールキットのデメリット
消費期限が短い
2人用が多いですね。だから、1人の時には、量が多くて困る。
量が少なく感じる時は、野菜の追加は必要です。
私のおすすめ度 ★★★☆☆
理由
消費期限が短いので、保存がきかない。だから、配達翌日までには使わないといけない。
単純に考えると、値段が高いと感じる。
結論
ミールキットを購入する時、我々は、【便利さも商品】として、購入するのである。
その商品の持っている隠れた労働力を忘れてはいけない。
利用するなら、そういう意識と割り切る心が、必要である。
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